Archive for the ‘療育コラム’ Category
学校の後は皆で体を動かしてスッキリしよう!
こんにちは!
八王子市の放課後等デイサービス、「夢を叶える就労トレーニング教室八王子」通称:夢トレ教室です☆
学校で頑張ったお子様達^^放課後は皆で楽しく体を動かして、スッキリした気分を感じています。
危ないぞ!落ちないように進んでいこう!
丸いフープ道や高さがある三角の道、ゴツゴツした小さな丸い道等3通りの道を自分で選んで進んでいきます。
障がいを抱える子の中には、「次はどのようになるのか?」と“見通し”をつけることが難しい場合があります。例えば、急な予定の変更に対してパニックになってしまうこともあります。
この運動では、「この道を選んだら次はどのようになるのかな?」と見通しをつけることや「バランスが難しいけど、この道にチャレンジしてみよう!」と進むことで、考えながら体を動かします。
また、様々な高さを進むことで、バランス感覚(前庭感覚)を養ったり、裸足で行うことで脳への刺激にも繋がります。
どの位の幅かな?力加減を考えて大きくジャンーーープ!!!
次は、赤の島から青の島へジャンプをします。
島と島の幅を考えて、どの位の力で踏み切れば飛び越せるのかイメージしてから力を入れます。
お子様一人ひとりの力に合わせて幅を変えたり、「島の間には川が流れているから気を付けて!」とイメージしやすい声掛けをして、より楽しさを感じられるようにしています(^^♪
最後は皆で協力してお花を咲かせましょう♪
様々な道を進み、島をジャンプしたら、最後はマーカーをお花に見立ててコーンにさしていきます。
どこのコーンが空いているのか?全体を見て把握してからさしていきます。
また、コーンの先端にマーカーの穴を通すことは、目と手の協応に繋がります。
目と手の協応とは、目の動きに手の動きを合わせる力です。例えば、こちらに向かってくるボールを見て、取ったり避けたりするために体を動かすことや決まった大きさのマスの中に文字を書くこと等運動面、学習面にも繋がっていきます。
皆で楽しく体を動かしてスッキリした表情になったお子様達!(^^)!
これからも運動を通して様々な力を養いながら過ごしていきたいと思います。
以上、産休育休復帰をした運動保育士高桑がお送り致しました^^
めじろ台教室の特色のグループ別活動!! 療育部屋の活用方法と視覚支援について
こんにちは!
「夢を叶える就労トレーニング教室」通称:夢トレ教室です!
今回は、めじろ台教室の療育部屋の活用方法について取り上げさせていただきます。
空間や場所で区切る療育
めじろ台教室では、部屋が大きく分けると現在、4つあります。
誰が見て分かりやすく、視覚的に理解しやすいように
ピンク部屋(相談室)
黄色部屋
青部屋
以上のような色による分類を行っています。
また、児童全体で活動が行える部屋、大部屋もあります。
めじろ台教室の療育では、グループ別に活動を行う理由が多いです。
その理由は児童の発達的な進度にバラつきがあり、登所児童のニーズに出来るだけ近い支援を提供するためにグループ別の活動を行っています。
しかし、もう一つグループ別の活動を行う意味があります!
それは児童がやるべきこと、場所、時間で整理ということです。
例えば、このような経験はないでしょうか。
学校の授業、あるいは会社の会議などを仕切りのない場所で行った時に
違う班、グループで話している内容が耳に入って来て集中することが難しい。。。
やらないといけないことが頭に入ってこない( ;∀;)
私たちの脳は五感を駆使して情報を収集しますが
特に話し合いなどの場合、聴覚的な情報が優先的になりやすいです。
特に自閉スペクトラムの特性を持つ児童は聴覚過敏の影響から注意の持続が困難になってしまうことが多々見受けられます。
そのため、一つの活動に集中してもらうという意味でも部屋を分けています。
また他にも気持ちの切り替えが上手く行かないため、クールダウンを行うため
活動への意欲が沸かない、人込みが嫌で1人になりたいときなど使用されます。
以上の点から多義的に部屋を活用することが出来ます!
視覚支援のためのカードの活用
4つの部屋では、それぞれ何を行うかを端的に分かりやすいこのような視覚支援カードを用いて、療育を行います。
これまでのブログで多く書かせていただきました「見通し」に関しての苦手さを感じる児童への配慮として、
声がけ等については挙げさせていただきましたが
例えば、療育開始時には、
「誰が(児童、スタッフ)」「どのような(療育)」「どこ(療育部屋)」「どれほど(時間)」を分かりやすい形で声がけをしていますが
グループ別の活動では特に「どこ(療育部屋)」「どのような(療育)」を児童に伝達することが大切になります。
以上が療育部屋の活用方法と視覚支援になります。
療育に入る前に児童が安心して参加できる環境づくりを今後とも目指していきたいです。
以上、めじろ台教室ぐらい大きな部屋に住みたい心理指導担当職員、栗木がお送り致しました。
お外にお出かけにいこう!!多摩動物公園に行ってきました。
こんにちは、「夢を叶える就労トレーニング教室 八王子」通称:夢トレ教室です!
冬休みも終わって、大分経ちましたねー。
少し休みが恋しい時期になってきました笑
そこで今回は、せっかくの冬休みだからみんなでお出かけしたいとの思いで、お出かけイベントについて取り上げさせていただきます!
本教室のある八王子市の隣の市、日野市にある「多摩動物公園」にいってきました!
公共施設におけるマナーを遵守する
昨今のコロナウイルスの影響によってお出かけのイベントはなかなか組めない状態にありました。
公共施設になかなか足を運べないことで、社会との接点を持てない児童が多くいました。
そのため、社会と接点を持つためにも公の施設に訪れることは大いに意義深いことでもあります。
公の場に慣れていない児童にとっては、事前のルールの把握と場面事でルールを把握していくことが重要になります。
事前ルールの声がけついては、「他のお客さんもいるため、走らない、見ている邪魔をしない」等になります。
事前に見通しを付ける発言をすることで、児童の中で行動の良し悪しの判断材料になります。
ルールを守って動物鑑賞!!
今年は卯年ということで、ウサギも見てきました
興味のあったムササビを見れて、スタッフに教えてくれてます!!
初めて、サイを見て大きさに驚いてます( ゚Д゚)
動物園に来た、記念撮影「ハイ、ポーズ(^.^)/~~~」
これからも社会と多くの接点が持てるようにお出かけイベントを組んでいきたいと思います。
以上、犬を飼いたいけどアレルギーで飼えない心理指導担当職員の栗木がお送り致しました。
昨年度も多摩動物公園に訪れているので、こちらもご覧ください。
2023年明けましておめでとう!お正月活動で元気いっぱい活動しよう!!
読者の皆様方、新年あけましておめでとうございます!
「夢を叶える就労トレーニング教室」通称:夢トレ教室です!
年が明け、3週間近くが経ちました。
今年もめじろ台教室では、児童のみんなが四季の感じられる活動を多く取り入れていきたいと思っています。
そこで今回は、お正月にまつわる活動について取り上げさせていただきます。
書初め、コマなどの室内活動で微細協調運動を
年初めに書初めは学校などでもよく取り上げられる活動であります。
書初めのお題は、今年の干支である「卯年」、幸せな一年になるようにという思いを込めて「福」の2つにさせていただきました!
お題は、児童自身に好きな字を選んで書いてもらうようにしました。
本教室の児童は活動日記などで文字を書く事には慣れている児童が多いです。
しかし、鉛筆のような硬筆ではなく、柔らかな軟筆には少しばかり苦戦している様子でした。
いつもと慣れない道具を使って、模写を行うことは微細協調運動であるため、手先の器用さを養う上で重要な活動になります。
また、半紙の中で、文字の長さを事前に予測する力で言えば、空間認識に関する力も養われます。
書初めをしている間は、お正月遊びで取り上げられるコマや少し前にはやりましたヨーヨーに取り組みました。
このお正月活動も書初めと同様に、微細協調運動であるため、手先の器用さにつながる活動となりました!
子どもは風の子、凧揚げで空間認識力を育てる!
外のお正月の活動と言えば、凧揚げですよねー!
めじろ台教室の近くには万葉公園という少し広めの公園があるため、その公園で元気いっぱい凧揚げをしてもらいました!
読者の皆さんの中で凧を電柱や木にひっかけた経験のある方はいらっしゃいますか?
広い高いものが何もない広場で凧揚げを行うことが理想ではあるものの、東京で暮らしているとなかなか難しいですよね(-_-;)
万葉公園の広場は比較的広いもののはやり木などが生い茂っているため、木にひっかかるリスクはあります。
そういう点から加味すると空間認知のスキルが非常に必要になる遊びでもあります。
また、木に引っかかるリスクを逆手に取り、児童にルールを守る練習の機会にもさせていただきました。
例えば、「○○の場所までは行ってはいけません」や「凧を持って走っていい箇所はこのエリアです」などの声がけになります。
今年も新年から四季にまつわる楽しい活動を行うことができました!!
また、児童の皆が活動に楽しく参加できるイベントを考えていきたいと思います。
以上、小さい時に凧を電柱かけ過ぎて親によく怒られていた心理指導担当職員の栗木がお送りしました。
下記に四季にまつわるイベントをリンクを貼らせていただきます。
年末の恒例イベント!高尾山の登山! もはや山登りベテラン児童ばかり??
こんにちは!
「夢を叶える就労トレーニング教室」通称:夢トレ教室です!
毎年の恒例行事になっている八王子市にある高尾山の山登りについて、今回は取り上げさせていただきます!
姉妹教室のイベント行事で始まった高尾山の登山ですが今回、数えて6回目になります!
八王子市は、前日までの天気予報で雨の予定でした!☂
雨で登れないか・・・!?と思われたのですが、自称、晴れ女(久保田先生)のおかげで(笑)
天気にも恵まれ、予定通り登山をすることができました!
また、以前こどもプラスで働いていた懐かしいスタッフさん含め、この日のためにたくさんのボランティアさん方もご参加下さいました!
↓出発の音頭をわれらの教室代表の児童が行ってくれました☆
準備が出来ればいざ出発!!
山登り経験豊富なめじろ台教室の児童!
めじろ台教室の児童は、姉妹教室である天神町教室とチャイルドブレイン東浅川教室出身の児童が大半を占めます!
そのため、高尾山の登山に関してはスタッフよりも詳しかったり、身軽に登っていく児童がとても多かったです!
トップ到着した児童の大半が、めじろ台教室。。。
やっぱり、中高生は体力がありますね(^^)
山登りと療育との関連について
中高生であることが、体力の有無には非常に影響しますが、この体力は運動療育に大きく影響していると思われます。
柳澤運動プログラムでは、「懸垂力」「支持力」「跳躍力」の3点を軸に運動メニューが組まれています。特に、登山に関しては、「跳躍力」に代表とされる脚の力が存分に発揮されるイベントとなりました。
また登山イベントは、基本的に安全面の考慮からスタッフとペアを組み登ることになります。
その際に、一方的に児童が自分のペースで登ってしまえば、安全面どころの問題ではなくなってしまいます。
そのため、スタッフが児童に合わせて登山するのはもちろんですが、時には児童もスタッフに合わせて登る事も要求されるわけです。
本教室では発達の偏りから、相手や周囲の状況に合わせることが苦手な児童も多く見受けられます。
そのため、他者状況を理解する力(協調性)をつける意味でも大変意味のあるイベントになったと思います。
本年もみんなと楽しく登山出来ればいいなーと思うばかりです!
以上、本教室の管理者(小高先生←雨女)が晴れ女になることを祈る栗木がお送りしました!
こどもプラス八王子3教室+相談支援 虐待防止研修実施しました
こんにちは。
八王子の八王子市の放課後等デイサービス、「夢を叶える就労トレーニング教室八王子」通称:夢トレ教室です☆
11/18(金)にめじろ台教室で実施された「虐待防止研修」についてお届けします。
ぜひ最後までご覧ください。
風通しの良い職場を目指して、職員のスキルアップを目指す
今回の虐待防止研修は、めじろ台教室で実施され、姉妹教室のチャイルドブレインのスタッフが講師となり、実施されました。
最初の30分はテキストを使用して、障害者虐待防止法について学びました。
虐待には5つの種類がある事、身体拘束には3つの条件が揃っていないといけない事。
身体拘束はなるべく行わない方が望ましい事や、本人や家族の同意が必ず必要、そして時間はなるべく短い時間で行う事が鉄則だという事を改めて学ぶことが出来ました。

本日は3グループに分かれてグループディスカッションも行いました。
グループディスカッションでは、ある事例を読んで「不適切な対応や虐待と考えられる職員の対応や組織の問題点」それに対しての「今後の改善策」の2つを考えました。

事例に出てくる利用者Aさんは自閉症の知的障がい児で、雷などの大きな音が鳴るとパニックになって、事業所の外に飛び出してしまいそうになった為、職員が「体を抑えつけた」という記述がありました。
これは「身体拘束」に当たる為、事前会議などで「体を抑えつけるしか方法はなかったのか」
「パニックになる前に、声をかけて安心させてやれば良かったのではないか」など職員同士で連携を図っていく事が大事であると、意見が出ました。
身体拘束は、止むを得ない場合は仕方ないが、本来は本人や家族の同意が必要であり、事細かくなぜ身体拘束をしなければならないのかを説明するという義務があります。
そして身体拘束は、継続して行うものではなく、解除する事を目標に同意書が作られるのです。
上記にも、「身体拘束は3つの条件が揃わないといけない」と書きましたが、その3つと言うのが、
①切迫性→利用者本人や他利用者、職員の命に危険がさらされる時
②非代替性→身体拘束を行う他に何か方法が無いか検討して
③一時性→身体拘束その他の行動制限が一時的である事
この3つです。
事例に出てきた利用者Aさんは職員Dさんにべったりの状況であり、責任者から利用者Aさんの事を任せられており、1対1で対応をしていました。
そして別の日には、利用者Aさんは日頃からこだわりが強いため、食事以外の事に興味が行ってしまうと、食べるのが遅くなってしまいます。
それを職員Dさんは、「食べないなら片づけるよ」と言って、途中の食事を片づけてしまいました。
ここでいけないのは、Aさんの意思を聞かずに下げてしまったことです。
これを見た、新人の職員Bさんは疑問に思い、管理者に報告したところ、「そういうのは全部Dさんに任せているからね」という返答でした。
このような管理者には、今後一切Bさんは意見を言わなくなるでしょう。なぜなら自分の意見をまともに聞き入れようとしないからです。
本来事業所は、管理者は、「風通しの良い環境を作る」事が大事なのです。自分の意見を管理者や職場の仲間に気軽に言える、そんな環境でないとこのような「虐待」や「身体拘束」が防止されることはありません。
今回の研修では、
①風通しの良い職場づくり
②利用児童の気持ちに耳を傾ける
この2つがポイントであると思いました。
そして今後も「虐待」や「身体拘束」が起こらないように、定期的に研修を行い、「スタッフのスキルアップ」が大切であると学べました。
これからも定期的にスタッフの勉強会や研修会への参加をしていきたいと思います。
児童の感性、才能を活かす!!! 2023年カレンダー制作(制作編)
こんにちは!
八王子市の放課後等デイサービス、「夢を叶える就労トレーニング教室八王子」通称:夢トレ教室です☆
落葉がきれいな季節ですね🍂
本デイがある八王子は秋にまつわるお祭「イチョウ祭り」が毎年開催されています。
今回は、お祭りに出品するカレンダーの制作について取り上げたいと思います!!!
児童の感性、才能を昇華するために
めじろ台教室では、制作活動が大好きな児童が多く在籍しています。
手前味噌になりますが、もれなく全員、アーティステックな作品を生み出してくれます!
常識に囚われない、もうそれはとにかくすごい作品を作ってくれんですよ!!(→語彙力無し笑)
スタッフ一同、それをどうにか、社会で昇華されるような形にしたいと思い、去年に引き続きカレンダーを制作しました!
「こだわり」を「強み」に変革する!
自閉スペクトラムの児童を理解していくうえで、よく「こだわり」という言葉が使われることがあります。
この「こだわり」は、言い方を変えれば、その児童にとって「とても大事にしていること」であり、使い方によっては「個性、強み」と言い換えられることが出来ます!
本教室の児童のそれぞれの個性、強みを全面に活かしました。
例えば、日にち、時間などにこだわりのある児童であれば、カレンダーの日付記入の担当になってもらいました。
他にも各月の絵についてもそれぞれ児童の興味関心のある絵を描いてもらいました!!
こう見ると本当に個性豊かですよね(笑)
逆に「こだわり」が全くないという児童もいます。その場合は、各月にまつわる動物、植物のイラストを模写してもらいました。
このように0から1を生み出すことが苦手であっても、1をそのまま1にする力も当然、社会では必要になると思われます!
物を買ってもらえる状態にするために
商品をお客様のお渡しするためには、いくつかの加工作業が必要になります。
今回は5つの手順でスタッフが補助に付きながら実施しました。
①カレンダーを切り取れるようなミシン目を付けること
②カレンダーの両サイドをホッチキスで止める
③製本テープを張る
➃画鋲や紐を通せるような穴を空ける
⑤ビニールバックに入れる(ラッピング)
児童の中には就労をしない子もいますが、商品を加工したり、封入する作業は一種の作業訓練であり、就労する際には非常に糧になる療育だと思われます。
スタッフは道具の使い方などについて、児童に分かりやすい、伝わりやすい表現で声がけさせていただきました。
また販売編も投稿予定ですので、ご期待ください!
以上、どの季節よりも秋が好きな心理指導担当職員の栗木がお送り致しました!
関連記事として、いちょう祭りの記事、カレンダー制作の記事を下記のリンクに貼らせていただきました。
コチラからご覧ください ↓
生活自立訓練!服畳み、掃除道具の使い方、身近なことから””できる””を増やしていこう!
こんにちは!
八王子市の放課後等デイサービス、「夢を叶える就労トレーニング教室八王子」通称:夢トレ教室です☆
本日は療育で取り入れている自立訓練!!
服畳みと掃除練習について紹介したいと思います!!
身の回りのことを出来るようになるために
身の回りのことをやるって、、、
正直に言えば、めんどくさいですよね(-_-;)
皆さんも日々、家で洗濯やお皿を洗ったり、道具の片付けなどめんどくさい身の回りのことをやっていると思われます。
しかし、その気になれば出来てしまうことも多いと思います。
それは、なぜか???
発達に偏りのある児童にとって、見通しがつかないと今やりたいことに囚われてしまうことが多いです。
例えば、宿題の期限が迫っている場合で考えてみると
宿題の期限が迫っている
↓
宿題を出さない
↓
宿題を出さないと成績が下がってしまう
↓
成績が悪いと進路に影響を受けてしまうなどなど
このように、障がい児はこの後、何が待ち受けているかを予測することが苦手である場合が多いです。
療育ではやった行動の結末を予想してもらう声がけなど行います(例えば片付けが出来なければ、この後どうなるかな)
それらが難しい児童には決められた時間の中でやる事を明確化し、児童の中でルーティンにさせること。
もしも今やっていることから抜け出せない場合は、時間を決めて終わらせるように約束させることなどを行います。
こういった支援の中で身の回りのこと、小さなところから一つづつできるようになることが自立や自信に繋がります。
ステップを踏んで、服を畳んでみよう
中高生になると、学校で制服を着るようになります。
そのため教室に着くと制服から療育のため活動着に着替えるといったステップを踏まなければなりません。
高校生ぐらいになると着替え、服畳みまでが習慣化され、スムーズに出来るようになることも多いです。
しかし着替えをスムーズに行うことが難しい児童も、ちらほら見受けられます。
そこで服畳み練習を実施してみました!
今回は運動などで使用するビブスを使って、服を畳んでもらいました。
掃除をしてみよう!まずは掃除道具の使い方から
服の畳み練習以外にも生活自立の訓練として児童と一緒に教室の掃除を行ったりします。
めじろ台教室の一日療育の日は、活動終わりに掃除の時間を設ける日が多いです。
児童自身が使った教室を児童自身で片付けるといった生活自立根差しています。
以前、掃除に関するブログも投稿しているので、コチラもよければご参照ください👍
掃除は拭き掃除、吐き掃除、ゴミを袋に詰めるなど様々です。
これらの掃除をする際に、もちろん道具を使いますので、掃除道具の使い方についておさらいを行いました。
児童のレベルに合わせて〇×クイズなどを用いて、正しく掃除道具を利用できるように支援させていただきました。
身近な大人が普段やってくれている生活面ことについて
児童自身が「自分でも”できた”」と思えることで達成感や自己効力感を感じやすくなると思われます!
これからも生活自立と児童が達成感が感じられる療育を提供できるように頑張りたいと思います(‘◇’)ゞ
以上、お掃除は苦手な心理指導担当職員の栗木がお送り致しました<(_ _)>
目指せ!八王子中央図書館!!バス乗車の自立訓練で自信をつけよう(^.^)/~~
こんにちは!
八王子市の放課後等デイサービス、「夢を叶える就労トレーニング教室八王子」通称:夢トレ教室です☆
すっかり寒くなってきましたね🥶 秋かと思えば、一瞬で冬到来ですね!!!
心も体も暖かくなる療育を提供できるように頑張ります!!
本日のブログは、公共交通機関を使ったバス乗車練習についてです(‘◇’)ゞ
公共交通機関、乗るために必要なスキルとは?
本教室は就労トレーニング教室です!!!!!!!!!!!
まず、就労の第一歩は自分でできることを少しずつ増やすことです。
自分で何かできたという経験は児童にとっても成功体験になります。
その中でも自分の力でどこかに行けたと言った成功体験は自信につながると思われます。
しかし、公共交通機関の利用を一人で全てできるようになることは。。。
すごーーーーーく難易度が高いです( ;∀;)
例えば、○○のバス停から××のバス停まで行くと想定した場合
※( )の中はとりわけ必要になるスキルです。
①何○○のバス停が何時発か、あるいは××のバス停に何時に着いておくべきか
(時間の把握、調べる能力、逆算的思考)
②今いる場所から○○のバス停の発車時間までに安全に行くことができるか
(時間の把握、安全確認、ルートの把握)
③バス停で、バスが来るのを待ち、ICカードを準備する
(待つ力、物がどこに入っているか把握する力)
➃ICカードをタッチし、空席を見つけて座るまたは、つり革を持って立つ
(その場でやらなけばならない行動、他者に合わせる力)
⑤××のバス停まで座ったり、立ったりし続ける力
(集中力、姿勢維持)
⑥降車の際に、ICカードをタッチしてバスから降りる
(やるべき行動の理解、他者に合わせる力)
もちろん、すべてがいきなりできるようになるのは難しいので、、、
今回は特に、赤字の③、➃、⑤、⑥に重きを置いて療育を行いました。
生活自立を目指して、パブリックな場に出てみよう!
めじろ台教室から図書館の方へ向かうバス停は非常に近いところにあります。
バス停についたら「カードの準備してねー」と声がけします。
発達の偏りに関わらず、物をどこかにいれて、「あれ??どこ入れったけ??」っていうことないですか?
ものを入れた場所をずっと覚えて置くことは、結構難しかったりします( ;∀;)
そのため、カバンにしまった児童の場合であれば、頻繁に「どこにしまったけ?」と質問をし続けることで、場所を把握できます。
またこの児童のように首掛けなどにすると今、直近で使う場面などで、手元で使いやすくなるため、非常に便利になります!!
無事にICカードをタッチしたら、、、電車やバスでのルールの復習です!
TPOに合わせる力を養う
バスの中では、他の利用者の方ももちろんいるので、他者に合わせる力が必要になります!!
発達に偏りのある児童にとって、他者に合わせることは難しかったりします。
つまり、バス乗車練習では、TPO(時:time,場所:place , 場合:occasion)に合わせる力がアップすることが期待できます!!!
バスを降りた後は、ご褒美の図書館です!
図書館でもこのTPOを合わせる力が必要です!
自閉スペクトラム症の児童の中ではオウム返し(エコラリア)などで、一方的に声を出してしまう場合があります。
そのため事前にルールの再確認をし、いざ入館!!!
静かに本を読むことができました!!!
今回の療育が児童の成功体験になりますように ✊
以上、満員電車と満員バスはできるだけ避けたい心理指導担当職員、栗木がお送りしました!!!!
電車による通所練習も以前、行いましたので
良ければコチラからご覧ください(`・ω・´)b
ぴょんぴょん!カエル制作で想像力や創造力を養いながら微細運動☆
こんにちは、
こどもプラスが運営する八王子市の放課後等デイサービス「夢を叶える就労トレーニング教室八王子」です(^_-)-☆
みなさまのおかげで、無事に一周年お迎えることができました(。>ω<ノノ゙パチパチ♪~
あんなこと( *´艸`) こんなこと(;^ω^) そんなこと”(-“”-)”??? ありましたね~(笑)
はい!それでは、めじろ台教室6月制作のご紹介です。
ぴょんぴょん跳ねるカエルを制作しましたー!
カエルってどんな?カエルは何色?創造力を養おう!
「カエルといえば緑でしょ!」 と思い、緑の画用紙をたくさん用意しました(^^)/
しかしですね、違う色で制作する児童もいて、よくよく考えたらカエルって色が変わるんですよね!
どんなカエルにしようかな? カエルってどんなだったかな?
いいですね!想像力や創造力が養われてますね~!
難しいけど楽しい!集中して微細運動!
やっぱり楽しみながらの療育は大事ですよね(^^♪
ぴょんぴょん跳ねているカエルを見て興味深々!
「僕も作りたーい」と必死に作ります!
カエルのとび出た目や細い足を作るのはとても大変だけど、みんな一生懸命!
とてもいい微細運動になってます(^_-)-☆
どんな物が飛ぶかな?想像してみよう!
私カエルはちょっと!。。。
あらま(;・∀・)
たしかに本物のカエルを思い浮かべると、ちょっと苦手という児童もいるかもしれませんよね(;^_^A
じゃあ他に飛ぶものは何があるかな?どんな物を飛ばしたいかな?
想像してみよう!
とり?
うさぎ?
ロケット!!!
「私、ロケット好き~!!!」というわけでロケットも作ってみました(笑)
それでは次回の制作もおたのしみに~!
またね~(^^)/
水城