こんにちは!
八王子市の放課後等デイサービス、「夢を叶える就労トレーニング教室八王子」通称:夢トレ教室です☆
すっかり寒くなってきましたね🥶 秋かと思えば、一瞬で冬到来ですね!!!
心も体も暖かくなる療育を提供できるように頑張ります!!
本日のブログは、公共交通機関を使ったバス乗車練習についてです(‘◇’)ゞ
公共交通機関、乗るために必要なスキルとは?
本教室は就労トレーニング教室です!!!!!!!!!!!
まず、就労の第一歩は自分でできることを少しずつ増やすことです。
自分で何かできたという経験は児童にとっても成功体験になります。
その中でも自分の力でどこかに行けたと言った成功体験は自信につながると思われます。
しかし、公共交通機関の利用を一人で全てできるようになることは。。。
すごーーーーーく難易度が高いです( ;∀;)
例えば、○○のバス停から××のバス停まで行くと想定した場合
※( )の中はとりわけ必要になるスキルです。
①何○○のバス停が何時発か、あるいは××のバス停に何時に着いておくべきか
(時間の把握、調べる能力、逆算的思考)
②今いる場所から○○のバス停の発車時間までに安全に行くことができるか
(時間の把握、安全確認、ルートの把握)
③バス停で、バスが来るのを待ち、ICカードを準備する
(待つ力、物がどこに入っているか把握する力)
➃ICカードをタッチし、空席を見つけて座るまたは、つり革を持って立つ
(その場でやらなけばならない行動、他者に合わせる力)
⑤××のバス停まで座ったり、立ったりし続ける力
(集中力、姿勢維持)
⑥降車の際に、ICカードをタッチしてバスから降りる
(やるべき行動の理解、他者に合わせる力)
もちろん、すべてがいきなりできるようになるのは難しいので、、、
今回は特に、赤字の③、➃、⑤、⑥に重きを置いて療育を行いました。
生活自立を目指して、パブリックな場に出てみよう!
めじろ台教室から図書館の方へ向かうバス停は非常に近いところにあります。
バス停についたら「カードの準備してねー」と声がけします。
発達の偏りに関わらず、物をどこかにいれて、「あれ??どこ入れったけ??」っていうことないですか?
ものを入れた場所をずっと覚えて置くことは、結構難しかったりします( ;∀;)
そのため、カバンにしまった児童の場合であれば、頻繁に「どこにしまったけ?」と質問をし続けることで、場所を把握できます。
またこの児童のように首掛けなどにすると今、直近で使う場面などで、手元で使いやすくなるため、非常に便利になります!!
無事にICカードをタッチしたら、、、電車やバスでのルールの復習です!
TPOに合わせる力を養う
バスの中では、他の利用者の方ももちろんいるので、他者に合わせる力が必要になります!!
発達に偏りのある児童にとって、他者に合わせることは難しかったりします。
つまり、バス乗車練習では、TPO(時:time,場所:place , 場合:occasion)に合わせる力がアップすることが期待できます!!!
バスを降りた後は、ご褒美の図書館です!
図書館でもこのTPOを合わせる力が必要です!
自閉スペクトラム症の児童の中ではオウム返し(エコラリア)などで、一方的に声を出してしまう場合があります。
そのため事前にルールの再確認をし、いざ入館!!!
静かに本を読むことができました!!!
今回の療育が児童の成功体験になりますように ✊
以上、満員電車と満員バスはできるだけ避けたい心理指導担当職員、栗木がお送りしました!!!!
電車による通所練習も以前、行いましたので
良ければコチラからご覧ください(`・ω・´)b
コメント