こんにちは!
八王子市の放課後等デイサービス
夢を叶える就労トレーニング 八王子です。
教室を利用するにあたり、学校が終わってから教室に来なければなりません。
普段は車でスタッフが学校にお迎えに来て、車で移動後、教室に到着するという流れですが
今回はみんなで電車に乗って教室に向かう様子をご紹介します。
事前に用意していたsuicaを使用して改札を通ります。
残金はあるかな?自分自身の管理をすることも今後目標にしていきます。
今回は親御さんに事前に入金しておいていただき、無事に通ることができました。
時刻表を見て「次は何時かな?」確認です。
自閉症スペクトラム(ASD)の児童は、待つことが苦手だったり
先の見通しがたたないと不安になってしまうという傾向があります。
時刻表を見て「あと○○分待てばいい」とわかるだけでも
落ち着くと言われます。
その他、視覚的にわかるように「この電車に乗ります」と
写真も持って行きました。
こどもたちにとって初めてのことも不安なく取り組めるように
事前に準備をして取り組んでいます。
さて電車の中は…とてもみんな落ち着いていました。
電車が好きな子どもも多くいて興奮してしまうのではないかと
先生たちは少し不安でしたが、しっかりとルールを守って静かに乗ることができました。
教室に帰ってからの様子です。
振り返りを行い、電車の中や駅などではどのような振る舞いや言動が
正しいのかを確認しています。子ども自身がモデルになって実践してくれています。
これも子どもが「やりたい」と積極的に出て来てくれました。
こどもプラスめじろ台教室では、ただトレーニングを実践するだけではなく
支援の振り返りを子どもたちにもしてもらいます。
その結果、支援の時だけできるにとどまらないように
日常生活でもできるようになっていきます。
次の週の子どもの様子です。
振り返りで友達がやっていたことを思い出して駅のホームで既にスタンバイ^^
素晴らしいですね!スタッフは大喜びです。
特別支援学校に通う子どもたちは高校を卒業した後
就労支援事業や生活介護、大学等含めて色々な選択肢や
進路があります。
大人になって働くとなることや、自分で好きなところに行くにあたって
公共交通機関が利用できるようになることは必要なことです。
今回はスタッフが一緒になって取り組みましたが、バスなども含め
自分1人でできるようになる為に、継続して支援していきます。
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