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めじろ台教室の特色のグループ別活動!! 療育部屋の活用方法と視覚支援について
こんにちは!
「夢を叶える就労トレーニング教室」通称:夢トレ教室です!
今回は、めじろ台教室の療育部屋の活用方法について取り上げさせていただきます。
空間や場所で区切る療育
めじろ台教室では、部屋が大きく分けると現在、4つあります。
誰が見て分かりやすく、視覚的に理解しやすいように
ピンク部屋(相談室)
黄色部屋
青部屋
以上のような色による分類を行っています。
また、児童全体で活動が行える部屋、大部屋もあります。
めじろ台教室の療育では、グループ別に活動を行う理由が多いです。
その理由は児童の発達的な進度にバラつきがあり、登所児童のニーズに出来るだけ近い支援を提供するためにグループ別の活動を行っています。
しかし、もう一つグループ別の活動を行う意味があります!
それは児童がやるべきこと、場所、時間で整理ということです。
例えば、このような経験はないでしょうか。
学校の授業、あるいは会社の会議などを仕切りのない場所で行った時に
違う班、グループで話している内容が耳に入って来て集中することが難しい。。。
やらないといけないことが頭に入ってこない( ;∀;)
私たちの脳は五感を駆使して情報を収集しますが
特に話し合いなどの場合、聴覚的な情報が優先的になりやすいです。
特に自閉スペクトラムの特性を持つ児童は聴覚過敏の影響から注意の持続が困難になってしまうことが多々見受けられます。
そのため、一つの活動に集中してもらうという意味でも部屋を分けています。
また他にも気持ちの切り替えが上手く行かないため、クールダウンを行うため
活動への意欲が沸かない、人込みが嫌で1人になりたいときなど使用されます。
以上の点から多義的に部屋を活用することが出来ます!
視覚支援のためのカードの活用
4つの部屋では、それぞれ何を行うかを端的に分かりやすいこのような視覚支援カードを用いて、療育を行います。
これまでのブログで多く書かせていただきました「見通し」に関しての苦手さを感じる児童への配慮として、
声がけ等については挙げさせていただきましたが
例えば、療育開始時には、
「誰が(児童、スタッフ)」「どのような(療育)」「どこ(療育部屋)」「どれほど(時間)」を分かりやすい形で声がけをしていますが
グループ別の活動では特に「どこ(療育部屋)」「どのような(療育)」を児童に伝達することが大切になります。
以上が療育部屋の活用方法と視覚支援になります。
療育に入る前に児童が安心して参加できる環境づくりを今後とも目指していきたいです。
以上、めじろ台教室ぐらい大きな部屋に住みたい心理指導担当職員、栗木がお送り致しました。
お外にお出かけにいこう!!多摩動物公園に行ってきました。
こんにちは、「夢を叶える就労トレーニング教室 八王子」通称:夢トレ教室です!
冬休みも終わって、大分経ちましたねー。
少し休みが恋しい時期になってきました笑
そこで今回は、せっかくの冬休みだからみんなでお出かけしたいとの思いで、お出かけイベントについて取り上げさせていただきます!
本教室のある八王子市の隣の市、日野市にある「多摩動物公園」にいってきました!
公共施設におけるマナーを遵守する
昨今のコロナウイルスの影響によってお出かけのイベントはなかなか組めない状態にありました。
公共施設になかなか足を運べないことで、社会との接点を持てない児童が多くいました。
そのため、社会と接点を持つためにも公の施設に訪れることは大いに意義深いことでもあります。
公の場に慣れていない児童にとっては、事前のルールの把握と場面事でルールを把握していくことが重要になります。
事前ルールの声がけついては、「他のお客さんもいるため、走らない、見ている邪魔をしない」等になります。
事前に見通しを付ける発言をすることで、児童の中で行動の良し悪しの判断材料になります。
ルールを守って動物鑑賞!!
今年は卯年ということで、ウサギも見てきました
興味のあったムササビを見れて、スタッフに教えてくれてます!!
初めて、サイを見て大きさに驚いてます( ゚Д゚)
動物園に来た、記念撮影「ハイ、ポーズ(^.^)/~~~」
これからも社会と多くの接点が持てるようにお出かけイベントを組んでいきたいと思います。
以上、犬を飼いたいけどアレルギーで飼えない心理指導担当職員の栗木がお送り致しました。
昨年度も多摩動物公園に訪れているので、こちらもご覧ください。
2023年明けましておめでとう!お正月活動で元気いっぱい活動しよう!!
読者の皆様方、新年あけましておめでとうございます!
「夢を叶える就労トレーニング教室」通称:夢トレ教室です!
年が明け、3週間近くが経ちました。
今年もめじろ台教室では、児童のみんなが四季の感じられる活動を多く取り入れていきたいと思っています。
そこで今回は、お正月にまつわる活動について取り上げさせていただきます。
書初め、コマなどの室内活動で微細協調運動を
年初めに書初めは学校などでもよく取り上げられる活動であります。
書初めのお題は、今年の干支である「卯年」、幸せな一年になるようにという思いを込めて「福」の2つにさせていただきました!
お題は、児童自身に好きな字を選んで書いてもらうようにしました。
本教室の児童は活動日記などで文字を書く事には慣れている児童が多いです。
しかし、鉛筆のような硬筆ではなく、柔らかな軟筆には少しばかり苦戦している様子でした。
いつもと慣れない道具を使って、模写を行うことは微細協調運動であるため、手先の器用さを養う上で重要な活動になります。
また、半紙の中で、文字の長さを事前に予測する力で言えば、空間認識に関する力も養われます。
書初めをしている間は、お正月遊びで取り上げられるコマや少し前にはやりましたヨーヨーに取り組みました。
このお正月活動も書初めと同様に、微細協調運動であるため、手先の器用さにつながる活動となりました!
子どもは風の子、凧揚げで空間認識力を育てる!
外のお正月の活動と言えば、凧揚げですよねー!
めじろ台教室の近くには万葉公園という少し広めの公園があるため、その公園で元気いっぱい凧揚げをしてもらいました!
読者の皆さんの中で凧を電柱や木にひっかけた経験のある方はいらっしゃいますか?
広い高いものが何もない広場で凧揚げを行うことが理想ではあるものの、東京で暮らしているとなかなか難しいですよね(-_-;)
万葉公園の広場は比較的広いもののはやり木などが生い茂っているため、木にひっかかるリスクはあります。
そういう点から加味すると空間認知のスキルが非常に必要になる遊びでもあります。
また、木に引っかかるリスクを逆手に取り、児童にルールを守る練習の機会にもさせていただきました。
例えば、「○○の場所までは行ってはいけません」や「凧を持って走っていい箇所はこのエリアです」などの声がけになります。
今年も新年から四季にまつわる楽しい活動を行うことができました!!
また、児童の皆が活動に楽しく参加できるイベントを考えていきたいと思います。
以上、小さい時に凧を電柱かけ過ぎて親によく怒られていた心理指導担当職員の栗木がお送りしました。
下記に四季にまつわるイベントをリンクを貼らせていただきます。
年末の恒例イベント!高尾山の登山! もはや山登りベテラン児童ばかり??
こんにちは!
「夢を叶える就労トレーニング教室」通称:夢トレ教室です!
毎年の恒例行事になっている八王子市にある高尾山の山登りについて、今回は取り上げさせていただきます!
姉妹教室のイベント行事で始まった高尾山の登山ですが今回、数えて6回目になります!
八王子市は、前日までの天気予報で雨の予定でした!☂
雨で登れないか・・・!?と思われたのですが、自称、晴れ女(久保田先生)のおかげで(笑)
天気にも恵まれ、予定通り登山をすることができました!
また、以前こどもプラスで働いていた懐かしいスタッフさん含め、この日のためにたくさんのボランティアさん方もご参加下さいました!
↓出発の音頭をわれらの教室代表の児童が行ってくれました☆
準備が出来ればいざ出発!!
山登り経験豊富なめじろ台教室の児童!
めじろ台教室の児童は、姉妹教室である天神町教室とチャイルドブレイン東浅川教室出身の児童が大半を占めます!
そのため、高尾山の登山に関してはスタッフよりも詳しかったり、身軽に登っていく児童がとても多かったです!
トップ到着した児童の大半が、めじろ台教室。。。
やっぱり、中高生は体力がありますね(^^)
山登りと療育との関連について
中高生であることが、体力の有無には非常に影響しますが、この体力は運動療育に大きく影響していると思われます。
柳澤運動プログラムでは、「懸垂力」「支持力」「跳躍力」の3点を軸に運動メニューが組まれています。特に、登山に関しては、「跳躍力」に代表とされる脚の力が存分に発揮されるイベントとなりました。
また登山イベントは、基本的に安全面の考慮からスタッフとペアを組み登ることになります。
その際に、一方的に児童が自分のペースで登ってしまえば、安全面どころの問題ではなくなってしまいます。
そのため、スタッフが児童に合わせて登山するのはもちろんですが、時には児童もスタッフに合わせて登る事も要求されるわけです。
本教室では発達の偏りから、相手や周囲の状況に合わせることが苦手な児童も多く見受けられます。
そのため、他者状況を理解する力(協調性)をつける意味でも大変意味のあるイベントになったと思います。
本年もみんなと楽しく登山出来ればいいなーと思うばかりです!
以上、本教室の管理者(小高先生←雨女)が晴れ女になることを祈る栗木がお送りしました!
日々の療育の中でルーティンを!独自の方法で活動の振り返り【活動日記】
こんにちは!
八王子市の放課後等デイサービス、「夢を叶える就労トレーニング教室八王子」通称:夢トレ教室です☆
今回は日々の活動の中でほぼ必ず行っている一日の振り返り、「活動日記」の記入について取り上げたいと思います。
日々の振り返り、活動日記を書こう!
本教室でいうところの「活動日記」は、、、これです!
↓(個人情報の観点から部分的に伏せさせていただいています)
構成としては、名前、その日の日付、活動内容について、頑張ったことや楽しかったことの記入、写真を貼る欄、活動日記に送付する書類等のチェック欄となっています。
その日の内容や児童の様子について、児童が具体的に書けない所に関しては、スタッフが青字で加筆させていただいていています。
姉妹教室である東浅川教室や天神町教室では、保護者の方へ連絡帳という形で、日々行った活動内容やお子様の様子についての報告、写真の添付等を主にスタッフが行っています。
本教室は姉妹教室上がりの児童が多いため、
「スタッフ(先生)たちが書いてたものを自分も書ける!書きたい!」「自分だって出来る!」といった自立や達成感を促せる活動にもなっています!
その為、写真もほとんど各児童自身で貼ってもらっています!
物の使い方、文字を書く、模写することに慣れよう!
本教室の利用児童の学習スキルや生活スキルの進度は非常に幅広いです。
そのため、鉛筆を持って何か文字を書く、模写することやスティックのりを使って写真を貼る、穴あけパンチと言ったことに慣れていない児童やも多いです。
まず活動日記を児童自身で完成させてもらうにあたり、各々目標を定めています。
その例として、6つ程挙げさせていただきます!
①鉛筆、スティックのり、穴あけパンチなどを正しく使い、使用道具に慣れよう!
几帳面な児童は、ハサミを使って写真の余白をキレイに切り取ろうとしてくれる子もいます
②自分の名前や日にち(数字)を書いてみよう!
③紙に薄く印字した文字(活動内容)をなぞり書きしてみよう!
④なぞり書きなしで、自分で活動日記を書いてみよう!
⑤習ったことある漢字などを駆使して文を書いてみよう!
⑥活動日記のチェックをスタッフにお願いしよう!(作業終了の報告をしよう!)
これらの目標は児童それぞれによって全く異なるため、児童の進度に合わせて活動日記を作成させていただいています。
また、スタッフがどの程度お手伝い(補助)や声掛けをするかも各児童によって変えています。
自分の考え、気持ちに注目を向かせる!
発達に偏りのある場合、関心が向かう観点は散漫になりやすく、とても自分の考えや気持ちに向き合うことが難しいです。
必ず一日の最後に、自分がやったことに関心を向かせることで、自分のやったことを振り返る力(反省)を伸ばすことができます。
他の力としても、集中力の向上、やるべきことの明確化、ビジョントレーニング等々につながると思われます。
また活動の最後に組み込むことで、気持ちを落ち着かせる時間(クールダウン)にもなります!
以上が、活動日記の取り組みになります!
日本の識字率は世界の中でもトップクラスであるというお話をどこかで聞いたことがあるかもしれません。
これを言い換えれば、日本で生きるためにはある程度、読み書きできることが当たり前とされていると言っても過言ではありません。
児童が日々、少しづつ文字を書いたり、読んだりする力が向上するように活動日記を通じて支援させていただきます!!
以上、元文学部出身の心理指導担当職員、栗木がお送りいたしました。
生活自立訓練!服畳み、掃除道具の使い方、身近なことから””できる””を増やしていこう!
こんにちは!
八王子市の放課後等デイサービス、「夢を叶える就労トレーニング教室八王子」通称:夢トレ教室です☆
本日は療育で取り入れている自立訓練!!
服畳みと掃除練習について紹介したいと思います!!
身の回りのことを出来るようになるために
身の回りのことをやるって、、、
正直に言えば、めんどくさいですよね(-_-;)
皆さんも日々、家で洗濯やお皿を洗ったり、道具の片付けなどめんどくさい身の回りのことをやっていると思われます。
しかし、その気になれば出来てしまうことも多いと思います。
それは、なぜか???
発達に偏りのある児童にとって、見通しがつかないと今やりたいことに囚われてしまうことが多いです。
例えば、宿題の期限が迫っている場合で考えてみると
宿題の期限が迫っている
↓
宿題を出さない
↓
宿題を出さないと成績が下がってしまう
↓
成績が悪いと進路に影響を受けてしまうなどなど
このように、障がい児はこの後、何が待ち受けているかを予測することが苦手である場合が多いです。
療育ではやった行動の結末を予想してもらう声がけなど行います(例えば片付けが出来なければ、この後どうなるかな)
それらが難しい児童には決められた時間の中でやる事を明確化し、児童の中でルーティンにさせること。
もしも今やっていることから抜け出せない場合は、時間を決めて終わらせるように約束させることなどを行います。
こういった支援の中で身の回りのこと、小さなところから一つづつできるようになることが自立や自信に繋がります。
ステップを踏んで、服を畳んでみよう
中高生になると、学校で制服を着るようになります。
そのため教室に着くと制服から療育のため活動着に着替えるといったステップを踏まなければなりません。
高校生ぐらいになると着替え、服畳みまでが習慣化され、スムーズに出来るようになることも多いです。
しかし着替えをスムーズに行うことが難しい児童も、ちらほら見受けられます。
そこで服畳み練習を実施してみました!
今回は運動などで使用するビブスを使って、服を畳んでもらいました。
掃除をしてみよう!まずは掃除道具の使い方から
服の畳み練習以外にも生活自立の訓練として児童と一緒に教室の掃除を行ったりします。
めじろ台教室の一日療育の日は、活動終わりに掃除の時間を設ける日が多いです。
児童自身が使った教室を児童自身で片付けるといった生活自立根差しています。
以前、掃除に関するブログも投稿しているので、コチラもよければご参照ください👍
掃除は拭き掃除、吐き掃除、ゴミを袋に詰めるなど様々です。
これらの掃除をする際に、もちろん道具を使いますので、掃除道具の使い方についておさらいを行いました。
児童のレベルに合わせて〇×クイズなどを用いて、正しく掃除道具を利用できるように支援させていただきました。
身近な大人が普段やってくれている生活面ことについて
児童自身が「自分でも”できた”」と思えることで達成感や自己効力感を感じやすくなると思われます!
これからも生活自立と児童が達成感が感じられる療育を提供できるように頑張りたいと思います(‘◇’)ゞ
以上、お掃除は苦手な心理指導担当職員の栗木がお送り致しました<(_ _)>
目標を持って楽しく挑戦!様々な感覚を養える放課後デイの夏祭り!
こんにちは(^▽^)/
八王子市めじろ台の放課後等デイサービス「夢を叶える就労トレーニング教室八王子」通称:夢トレ教室です☆
今回は子ども達が楽しみにしていた夏休みイベント、夏祭り週間のご紹介です!(^▽^)/
教室に貼ってあるイベント予定カレンダーを何日も前からチェックしてる子が多かった大人気イベントでした♪
前回の夏休みイベントの記事「カフェおやつ」や「お家キャンプ」などの記事は是非こちらから☆↓↓↓
目的意識を持って行うことで、やる気を引き出す!
このイベントの為に夏休みの前から、皆で協力して法被作りをしてきました!
その手作り法被を着たり、自宅から持ってきてた甚平などを着る子もおり、1枚装いが変わるだけで一気に皆の期待度もアップです(^▽^)/
そしてこの夏祭りで何よりも一番楽しみにしているのはズラリと並ぶ「景品」の数々♡
様々なゲームに挑戦してもらう前に、まずはスタッフから一つ一つ景品の紹介をしました!
そうすることで「景品が欲しいから頑張る!!」「あの景品が欲しい!」という目的意識が生まれ、モチベーションアップに繋がります。
どんな活動においても、子ども達にご褒美となる物(事)や、結果(完成したもの、何のために行うのか等の目的)を事前に示す事はとても重要ですね。
数々の遊びをこなしていく内に様々な感覚が養われる!
発達障がいを抱える方の中で、
・人や物の形状や方向、距離感がわからずよく転んで怪我をする人、必要以上に人との距離が近い
・目で見る力が弱く字は読めるが「文章」が読めない、字が書けない、球技が苦手etc・・・
そういった話をよく聞く方も多いのではないでしょうか。
苦手、、、で済めばまだよいですが、こうした能力が低いと交通事故などのリスクも高まり危険です。
夏祭りでは、射的や魚釣り、輪投げ、おもちゃすくいなど、様々なゲームに挑戦してもらうことで、
・物の方向や形状を把握し、自分との距離をつかむ「空間認知力」
・ものを目で正しく捉え自分の体をイメージ通りに動かす「ビジョントレーニング」
こうした感覚を養う遊びをたくさん取り入れました!
こうした力が養われることで、
・人と会話する時の適切な距離が自然と身につく。
・本や黒板に書かれた文字を目で追える→板書やメモをとることができる。
・地図が理解できるようになる。 等々・・・
将来、様々なスキルに繋がっていきます!
「できた!」という成功体験や達成感が、次への意欲になる!
子ども達が嬉しそうに景品を手にする姿を見て、こちらが嬉しくなっちゃいました(⌒∇⌒)
この喜びが、「もっとやりたい!」「次も頑張ろう!」という前向きな気持ちになり、新しい事にも挑戦してみようとする意欲に繋がります☆
焦る必要はありません♪夢トレ教室ではスモールステップで、日々子ども達の「できた!!」をたくさんつくっていきたいと思います☆
以上、お祭りが好きすぎて子ども達以上に夏祭りを満喫した、管理者兼 児童発達支援管理責任者の小高でした!
数を使った療育 すごろくゲームで集団での遊びを楽しむ
こんにちは!
八王子市の放課後等デイサービス、「夢を叶える就労トレーニング教室八王子」通称:夢トレ教室です☆
最近、寒暖差が大きくなり体調を崩しやすくなる季節になりましたが十分気をつけていきましょう(^^)
夢トレ教室では日々、子ども達が楽しみながら参加できる活動を考えていますが、その中で今回は夏休みが明けてから実施している”スタッフ手作りのすごろくゲーム”についてご紹介します!!
オリジナルだからこそ、誰でも楽しみながらトレーニング!!
オセロや人生ゲームなど、ルールをある程度理解できる児童は様々なボードゲームを楽しむ機会はあると思いますが、オセロは基本2名対戦であったり、人生ゲームはお金も絡むことで難しく感じ楽しめない子もいます。
ゲームをする中で、例えば。。。
・数字は読めるけど数が理解できない
(足し算や引き算など計算ができない、文章になると分からない)
・じゃんけんの勝ち負けがわからない
・勝ち負けや1番への拘りが強く、思い通りにいかなかったり負けてしまうと癇癪やパニックをおこす
このような理由でゲームを楽しめなかったりルールを守れない子もいますよね?
そこで、できるだけ多くの児童が楽しめるよう、オリジナルで作ったのがこのすごろくゲームです!!
心理指導担当の栗木先生が作ってくれました!
今回のすごろくゲームでは、「クイズに正解すると2マス進む」など、あえて数字を多めに使って作りました!
進む数や戻る数をマスに示すことで数字を読み、数を理解するトレーニングに繋がります。
また誕生日の近い人とじゃんけんなど、お友達とコミュニケーションをとることで次に進めるマスなども取り入れました。
スタッフもその場でクイズを出題するなど一緒に参加し、楽しくゲームをすることができました(^▽^)/
あえて順位を付けないことも、仲良く遊べるポイント!
発達障がいを抱える子の中には思い通りにゲームが進まないと(勝てないと)癇癪を起こしてしまう事がありますが、「○時○分までやる」「誰かがゴールするまでやる」など、ゲームを行う時間や終わりを明確に伝えるだけで、勝ち負けを重視しません。
だからこそ、それぞれマスに書かれたお題やイベントの、どれに当たるのかワクワクしながら行うので、サイコロを振って大きな数が出なかったり、ゴール出来なかったとしても、癇癪を起こしてしまう事なくすごろく自体を楽しめていました!
マスに書いてあった「変顔をする!」のお題通り、渾身の変顔をしてくれたT君♡
本人も楽しんでいましたが、周りで見ている子達も大笑いしながらそれを見て、むしろ自分も変顔のお題をやりたくなっている子もいました☆
すごろくの中にも「柳沢運動プログラム」が隠れている!?
マスのイベント内容には体を動かす内容も入っています!
Y君、マスに書いてあったイベントで腕立て伏せをしています!
スタッフと一緒にマスに書かれているイベントに取り組んでもらいますが、他にも「クマさん歩き」や「カンガルージャンプ」など柳沢運動プログラムの内容も盛り込んでいます(^▽^)/
日頃から慣れ親しんでいる運動あそびの内容もあるからこそ、「やりたくない!」という子が少なく、ゲームをしながら運動にもなり、楽しく積極的に参加してくれました!!
すごろくゲームを通して普段あまり話さないお友達と、この機会にコミュニケーションをとり仲良くなってほしいというねらいもあり、すごろくゲームを行いました。
これからもたくさんの子が楽しみながらスキルアップできるゲームや活動を考えていきたいと思います♪
以上、めじろ台教室で一番若くて一番元気(自称)な志村でした(^▽^)/
夢トレ教室では他にも様々な活動を行ってきました!是非チェックしてみてください☆↓↓↓
梱包練習☆放課後等デイサービス_夢を叶える就労トレーニング教室八王子
こんにちは。
こどもプラスが運営する八王子市の放課後等デイサービス
夢を叶える就労トレーニング 八王子教室です。
めじろ台教室(保護者からはこちらで呼ばれています(笑))では
就労に向けた取り組みを毎日のカリキュラムの中に入れています。
自己管理に関することを多く取り入れていますが、
今回は梱包の練習です。
児童のレベルに合わせて難易度を変えていきます。
梱包にもいろいろな種類がありますね。
今回は
スマートフォンを梱包します!
機械類ですから皆さんおなじみのプチプチが必要です。
プチプチの正式名称は気泡緩衝材皆さん知ってました??
そのプチプチを

上手に包んでいきます。
端まで包むことができてるかな?
細かな部分やプチプチが足らないと大切な物が壊れてしまいます。
新型コロナウイルスによってオンラインで物を買う機会が増えました。
それに伴い、家に梱包材に包まって届くものを目にする機会も多くなったと思います。
「なんでこれが必要なのか」を理解することは
生活のしやすさをより豊かなものにします。
自閉症スペクトラム(ASD)の特性の一つとして「興味関心の偏り」
があることを聞いたことがあると思います。
自分に興味のある事にはぐっと集中できる(時には過集中)になり
その他は、全然…そのような特性です。
活動を通して、様々な事への興味関心をもってもらえるといいなと思います。
上手に包むことができた最後にはプレゼント🎁用の箱や袋にしまいます。
できました!!リボン🎀を結ぶのも上手ですね!
靴紐を結ぶことやリボンを結ぶのにも
実は中心軸の理解や、左右の手✋手先の作業が必要な場合もありますので
その時に苦労しないように準備していければと思います。
また小学生以下の子どもたちには運動遊びを通して
身体も心も思い通りに動かせるような支援を実施しています。
以下の教室も見てくださいね^^