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めじろ台教室の特色のグループ別活動!! 療育部屋の活用方法と視覚支援について
こんにちは!
「夢を叶える就労トレーニング教室」通称:夢トレ教室です!
今回は、めじろ台教室の療育部屋の活用方法について取り上げさせていただきます。
空間や場所で区切る療育
めじろ台教室では、部屋が大きく分けると現在、4つあります。
誰が見て分かりやすく、視覚的に理解しやすいように
ピンク部屋(相談室)
黄色部屋
青部屋
以上のような色による分類を行っています。
また、児童全体で活動が行える部屋、大部屋もあります。
めじろ台教室の療育では、グループ別に活動を行う理由が多いです。
その理由は児童の発達的な進度にバラつきがあり、登所児童のニーズに出来るだけ近い支援を提供するためにグループ別の活動を行っています。
しかし、もう一つグループ別の活動を行う意味があります!
それは児童がやるべきこと、場所、時間で整理ということです。
例えば、このような経験はないでしょうか。
学校の授業、あるいは会社の会議などを仕切りのない場所で行った時に
違う班、グループで話している内容が耳に入って来て集中することが難しい。。。
やらないといけないことが頭に入ってこない( ;∀;)
私たちの脳は五感を駆使して情報を収集しますが
特に話し合いなどの場合、聴覚的な情報が優先的になりやすいです。
特に自閉スペクトラムの特性を持つ児童は聴覚過敏の影響から注意の持続が困難になってしまうことが多々見受けられます。
そのため、一つの活動に集中してもらうという意味でも部屋を分けています。
また他にも気持ちの切り替えが上手く行かないため、クールダウンを行うため
活動への意欲が沸かない、人込みが嫌で1人になりたいときなど使用されます。
以上の点から多義的に部屋を活用することが出来ます!
視覚支援のためのカードの活用
4つの部屋では、それぞれ何を行うかを端的に分かりやすいこのような視覚支援カードを用いて、療育を行います。
これまでのブログで多く書かせていただきました「見通し」に関しての苦手さを感じる児童への配慮として、
声がけ等については挙げさせていただきましたが
例えば、療育開始時には、
「誰が(児童、スタッフ)」「どのような(療育)」「どこ(療育部屋)」「どれほど(時間)」を分かりやすい形で声がけをしていますが
グループ別の活動では特に「どこ(療育部屋)」「どのような(療育)」を児童に伝達することが大切になります。
以上が療育部屋の活用方法と視覚支援になります。
療育に入る前に児童が安心して参加できる環境づくりを今後とも目指していきたいです。
以上、めじろ台教室ぐらい大きな部屋に住みたい心理指導担当職員、栗木がお送り致しました。
お外にお出かけにいこう!!多摩動物公園に行ってきました。
こんにちは、「夢を叶える就労トレーニング教室 八王子」通称:夢トレ教室です!
冬休みも終わって、大分経ちましたねー。
少し休みが恋しい時期になってきました笑
そこで今回は、せっかくの冬休みだからみんなでお出かけしたいとの思いで、お出かけイベントについて取り上げさせていただきます!
本教室のある八王子市の隣の市、日野市にある「多摩動物公園」にいってきました!
公共施設におけるマナーを遵守する
昨今のコロナウイルスの影響によってお出かけのイベントはなかなか組めない状態にありました。
公共施設になかなか足を運べないことで、社会との接点を持てない児童が多くいました。
そのため、社会と接点を持つためにも公の施設に訪れることは大いに意義深いことでもあります。
公の場に慣れていない児童にとっては、事前のルールの把握と場面事でルールを把握していくことが重要になります。
事前ルールの声がけついては、「他のお客さんもいるため、走らない、見ている邪魔をしない」等になります。
事前に見通しを付ける発言をすることで、児童の中で行動の良し悪しの判断材料になります。
ルールを守って動物鑑賞!!
今年は卯年ということで、ウサギも見てきました
興味のあったムササビを見れて、スタッフに教えてくれてます!!
初めて、サイを見て大きさに驚いてます( ゚Д゚)
動物園に来た、記念撮影「ハイ、ポーズ(^.^)/~~~」
これからも社会と多くの接点が持てるようにお出かけイベントを組んでいきたいと思います。
以上、犬を飼いたいけどアレルギーで飼えない心理指導担当職員の栗木がお送り致しました。
昨年度も多摩動物公園に訪れているので、こちらもご覧ください。
年末の恒例イベント!高尾山の登山! もはや山登りベテラン児童ばかり??
こんにちは!
「夢を叶える就労トレーニング教室」通称:夢トレ教室です!
毎年の恒例行事になっている八王子市にある高尾山の山登りについて、今回は取り上げさせていただきます!
姉妹教室のイベント行事で始まった高尾山の登山ですが今回、数えて6回目になります!
八王子市は、前日までの天気予報で雨の予定でした!☂
雨で登れないか・・・!?と思われたのですが、自称、晴れ女(久保田先生)のおかげで(笑)
天気にも恵まれ、予定通り登山をすることができました!
また、以前こどもプラスで働いていた懐かしいスタッフさん含め、この日のためにたくさんのボランティアさん方もご参加下さいました!
↓出発の音頭をわれらの教室代表の児童が行ってくれました☆
準備が出来ればいざ出発!!
山登り経験豊富なめじろ台教室の児童!
めじろ台教室の児童は、姉妹教室である天神町教室とチャイルドブレイン東浅川教室出身の児童が大半を占めます!
そのため、高尾山の登山に関してはスタッフよりも詳しかったり、身軽に登っていく児童がとても多かったです!
トップ到着した児童の大半が、めじろ台教室。。。
やっぱり、中高生は体力がありますね(^^)
山登りと療育との関連について
中高生であることが、体力の有無には非常に影響しますが、この体力は運動療育に大きく影響していると思われます。
柳澤運動プログラムでは、「懸垂力」「支持力」「跳躍力」の3点を軸に運動メニューが組まれています。特に、登山に関しては、「跳躍力」に代表とされる脚の力が存分に発揮されるイベントとなりました。
また登山イベントは、基本的に安全面の考慮からスタッフとペアを組み登ることになります。
その際に、一方的に児童が自分のペースで登ってしまえば、安全面どころの問題ではなくなってしまいます。
そのため、スタッフが児童に合わせて登山するのはもちろんですが、時には児童もスタッフに合わせて登る事も要求されるわけです。
本教室では発達の偏りから、相手や周囲の状況に合わせることが苦手な児童も多く見受けられます。
そのため、他者状況を理解する力(協調性)をつける意味でも大変意味のあるイベントになったと思います。
本年もみんなと楽しく登山出来ればいいなーと思うばかりです!
以上、本教室の管理者(小高先生←雨女)が晴れ女になることを祈る栗木がお送りしました!
こどもプラス八王子3教室+相談支援 虐待防止研修実施しました
こんにちは。
八王子の八王子市の放課後等デイサービス、「夢を叶える就労トレーニング教室八王子」通称:夢トレ教室です☆
11/18(金)にめじろ台教室で実施された「虐待防止研修」についてお届けします。
ぜひ最後までご覧ください。
風通しの良い職場を目指して、職員のスキルアップを目指す
今回の虐待防止研修は、めじろ台教室で実施され、姉妹教室のチャイルドブレインのスタッフが講師となり、実施されました。
最初の30分はテキストを使用して、障害者虐待防止法について学びました。
虐待には5つの種類がある事、身体拘束には3つの条件が揃っていないといけない事。
身体拘束はなるべく行わない方が望ましい事や、本人や家族の同意が必ず必要、そして時間はなるべく短い時間で行う事が鉄則だという事を改めて学ぶことが出来ました。

本日は3グループに分かれてグループディスカッションも行いました。
グループディスカッションでは、ある事例を読んで「不適切な対応や虐待と考えられる職員の対応や組織の問題点」それに対しての「今後の改善策」の2つを考えました。

事例に出てくる利用者Aさんは自閉症の知的障がい児で、雷などの大きな音が鳴るとパニックになって、事業所の外に飛び出してしまいそうになった為、職員が「体を抑えつけた」という記述がありました。
これは「身体拘束」に当たる為、事前会議などで「体を抑えつけるしか方法はなかったのか」
「パニックになる前に、声をかけて安心させてやれば良かったのではないか」など職員同士で連携を図っていく事が大事であると、意見が出ました。
身体拘束は、止むを得ない場合は仕方ないが、本来は本人や家族の同意が必要であり、事細かくなぜ身体拘束をしなければならないのかを説明するという義務があります。
そして身体拘束は、継続して行うものではなく、解除する事を目標に同意書が作られるのです。
上記にも、「身体拘束は3つの条件が揃わないといけない」と書きましたが、その3つと言うのが、
①切迫性→利用者本人や他利用者、職員の命に危険がさらされる時
②非代替性→身体拘束を行う他に何か方法が無いか検討して
③一時性→身体拘束その他の行動制限が一時的である事
この3つです。
事例に出てきた利用者Aさんは職員Dさんにべったりの状況であり、責任者から利用者Aさんの事を任せられており、1対1で対応をしていました。
そして別の日には、利用者Aさんは日頃からこだわりが強いため、食事以外の事に興味が行ってしまうと、食べるのが遅くなってしまいます。
それを職員Dさんは、「食べないなら片づけるよ」と言って、途中の食事を片づけてしまいました。
ここでいけないのは、Aさんの意思を聞かずに下げてしまったことです。
これを見た、新人の職員Bさんは疑問に思い、管理者に報告したところ、「そういうのは全部Dさんに任せているからね」という返答でした。
このような管理者には、今後一切Bさんは意見を言わなくなるでしょう。なぜなら自分の意見をまともに聞き入れようとしないからです。
本来事業所は、管理者は、「風通しの良い環境を作る」事が大事なのです。自分の意見を管理者や職場の仲間に気軽に言える、そんな環境でないとこのような「虐待」や「身体拘束」が防止されることはありません。
今回の研修では、
①風通しの良い職場づくり
②利用児童の気持ちに耳を傾ける
この2つがポイントであると思いました。
そして今後も「虐待」や「身体拘束」が起こらないように、定期的に研修を行い、「スタッフのスキルアップ」が大切であると学べました。
これからも定期的にスタッフの勉強会や研修会への参加をしていきたいと思います。
八王子いちょうまつりで手作りカレンダー販売に挑戦!(販売編)
こんにちは!
八王子市の放課後等デイサービス、「夢を叶える就労トレーニング教室八王子」通称:夢トレ教室 管理者の小高です☆
世間はもうすっかりクリスマスモードですね!夢トレ教室でもクリスマス制作をすすめています(^▽^)/
さて、前回の記事2023年カレンダー制作に続き、今回は”販売編”についてご紹介!
気に留めてもらい、買っていただくためには?を形に!
いちょうまつりでは、チャイルドブレイン東浅川教室さんがメインで様々な商品販売を行いましたが、教室の前に大きく飾ったこの看板も、実はこの日のために夢トレ教室の児童が制作しました(^▽^)
たくさんの人が行きかう中で、どうしたら気付いてもらえるか?
どうしたら目立つか?
スタッフと児童で一緒に考え「カラフルに」「華やかに」をテーマに作りました!
また、少しでも気に留めてもらうために、首掛け看板も作りました☆
知らない人への商品PR!お客様の呼び込みで自信をつける!
首掛け看板をぶら下げて交代で店頭に立ち、
「いらっしゃいませ~!」「僕たちが作った手作りカレンダーいかがですか~!」
など、何度も声に出して行きかう人に一生懸命商品をアピールします!!
知らない人を相手に声を掛けたり大勢の人前で話すのは、大人でも緊張しますよね。
発達障がいを抱える子の中には、もちろん発語が少ない子、人前で意思や気持ちを言葉に出すのが苦手な子もいます。
そういった児童にとっても、看板をぶら下げて商品を手に持って立つことは、無理なくアピールできるピッタリな方法でした☆
児童それぞれのアピールの仕方で、人前で話す練習にもなりました♪♪
また実際に、お金をいただく→おつりを渡す→商品を渡す→「ありがおうございました!」と言う。。。など、夏休みにも練習した接客体験を活かしながら販売をしてくれた児童も♡
就労にもつながる、良い経験ができました!
チャイルドブレインまで会いに来てくださったり、商品を購入して頂いたご家族様や関係者の方々、本当にありがとうございました(^▽^)/
お小遣いをつかって自分の買い物も楽しもう!
いちょうまつりの目的は、オリジナル手作りカレンダー販売だけではありません!
みんなも(スタッフも笑)おまつりを満喫したい!!ということで、しっかり交代で散策もしてきました☆
ラーメンや餃子、チョコバナナや綿あめ等々・・・それぞれ美味しそうなものを購入できました☆
親御様からもらった大切なお小遣いで買えるものを考え、選び、自分でお金を払って買う。
普段の療育でもお買い物の練習はしていますが、ひと仕事終えた後だとまた喜びもひとしおです!
今は「お小遣い」、そしていつか「自分で稼いだお金で欲しいものを買う」
今回のいちょうまつりで、その喜びを感じるきっかけの一つになれば良いなと思います♪
★お・ま・け★
このオリジナル手作りカレンダー、「勤労感謝の日」の為にも作ってきたので、今年もお世話になっている地域のお店の方々へ、感謝の気持ちを込めて渡しました☆
地域の皆さんとのつながりも大切にしていきます(^^)
今回販売したオリジナルの2023年カレンダー制作編の様子はこちらの記事で詳しくご紹介しています!
合わせてご覧ください☆ ↓↓↓
また姉妹教室の「チャイルドブレイン東浅川教室」も、いちょう祭りに関する記事をご紹介しています!
こちらも是非もご覧ください(^^)
児童の感性、才能を活かす!!! 2023年カレンダー制作(制作編)
こんにちは!
八王子市の放課後等デイサービス、「夢を叶える就労トレーニング教室八王子」通称:夢トレ教室です☆
落葉がきれいな季節ですね🍂
本デイがある八王子は秋にまつわるお祭「イチョウ祭り」が毎年開催されています。
今回は、お祭りに出品するカレンダーの制作について取り上げたいと思います!!!
児童の感性、才能を昇華するために
めじろ台教室では、制作活動が大好きな児童が多く在籍しています。
手前味噌になりますが、もれなく全員、アーティステックな作品を生み出してくれます!
常識に囚われない、もうそれはとにかくすごい作品を作ってくれんですよ!!(→語彙力無し笑)
スタッフ一同、それをどうにか、社会で昇華されるような形にしたいと思い、去年に引き続きカレンダーを制作しました!
「こだわり」を「強み」に変革する!
自閉スペクトラムの児童を理解していくうえで、よく「こだわり」という言葉が使われることがあります。
この「こだわり」は、言い方を変えれば、その児童にとって「とても大事にしていること」であり、使い方によっては「個性、強み」と言い換えられることが出来ます!
本教室の児童のそれぞれの個性、強みを全面に活かしました。
例えば、日にち、時間などにこだわりのある児童であれば、カレンダーの日付記入の担当になってもらいました。
他にも各月の絵についてもそれぞれ児童の興味関心のある絵を描いてもらいました!!
こう見ると本当に個性豊かですよね(笑)
逆に「こだわり」が全くないという児童もいます。その場合は、各月にまつわる動物、植物のイラストを模写してもらいました。
このように0から1を生み出すことが苦手であっても、1をそのまま1にする力も当然、社会では必要になると思われます!
物を買ってもらえる状態にするために
商品をお客様のお渡しするためには、いくつかの加工作業が必要になります。
今回は5つの手順でスタッフが補助に付きながら実施しました。
①カレンダーを切り取れるようなミシン目を付けること
②カレンダーの両サイドをホッチキスで止める
③製本テープを張る
➃画鋲や紐を通せるような穴を空ける
⑤ビニールバックに入れる(ラッピング)
児童の中には就労をしない子もいますが、商品を加工したり、封入する作業は一種の作業訓練であり、就労する際には非常に糧になる療育だと思われます。
スタッフは道具の使い方などについて、児童に分かりやすい、伝わりやすい表現で声がけさせていただきました。
また販売編も投稿予定ですので、ご期待ください!
以上、どの季節よりも秋が好きな心理指導担当職員の栗木がお送り致しました!
関連記事として、いちょう祭りの記事、カレンダー制作の記事を下記のリンクに貼らせていただきました。
コチラからご覧ください ↓
トリックオアトリート! 放課後デイのハロウィン運動で楽しく体を動かそう!
こんにちは!
八王子市の放課後等デイサービス、「夢を叶える就労トレーニング教室八王子」通称:夢トレ教室です☆
夢トレ教室では季節ごとのイベントを大切にしています!
秋といえばハロウィン🎃
子どもたちにスタッフが「10月31日は何の日ですか?」と聞くと「ハロウィン」と元気よく伝えてくれました。
今回は子どもたちから「やりたい」と希望があったハロウィンイベント、ハロウィンコラボ運動の紹介です(^^♪
ハロウィンの世界を探検して楽しく体を動かそう!
普段、行っている運動遊びをスタッフ間で意見を出し合い
ハロウィンバージョンにアレンジしました!
また、ハロウィン運動を始めるには仮装は欠かせません!
普段の一本橋渡りでは両手を広げバランスを取りながら進んでいます。
今回のハロウィン運動版の一本橋渡りではアイスを運び、落とさないように気を付けながら一本橋を渡るようにアレンジをしました!
アイスを貰うときに「トリックオアトリート」と言ってからアイスを受け取ります!
中には上のボールを持ってしまうお子さんがいましたが、
「アイスだから上の部分を持つと手が汚れるよ」と声をかけることで下の部分に持ち手を変えていました。
ハロウィン運動で感覚を研ぎ澄まそう!
ボウリングは感覚統合に繋がる遊びです!
①ボールを見て投げる。ピンを見てボールを投げる。(視覚)
②ボールを投げた後の姿勢を保つ。 (前庭覚)
③ピンに当てられるように力のコントロールをする。(固有感覚)
④ボールを触る。 (触覚)
➄ピンを倒れた音を感じる。 (聴覚)
多くのお子さんはピンを多く倒すためにボールを強く投げとても楽しく参加していました。
また自分の順番が終わっても他のお友達が頑張っているのを応援してくれる児童もいっぱいいました。
普段行っている運動遊びとは少し違うこともあり、とても楽しく参加できたと思います。
イベント期間中に、ハロウィン運動がないと「ハロウィン運動はやらないの?」とスタッフに質問をするお子さんもいたほどでした(*^^)v
以上、ハロウィンはグミをたくさん食べた志村がお送りしました!!
今回のイベントのように季節イベントに関する記事も掲載しています!下のリンクからご覧ください♪
目標を持って楽しく挑戦!様々な感覚を養える放課後デイの夏祭り!
こんにちは(^▽^)/
八王子市めじろ台の放課後等デイサービス「夢を叶える就労トレーニング教室八王子」通称:夢トレ教室です☆
今回は子ども達が楽しみにしていた夏休みイベント、夏祭り週間のご紹介です!(^▽^)/
教室に貼ってあるイベント予定カレンダーを何日も前からチェックしてる子が多かった大人気イベントでした♪
前回の夏休みイベントの記事「カフェおやつ」や「お家キャンプ」などの記事は是非こちらから☆↓↓↓
目的意識を持って行うことで、やる気を引き出す!
このイベントの為に夏休みの前から、皆で協力して法被作りをしてきました!
その手作り法被を着たり、自宅から持ってきてた甚平などを着る子もおり、1枚装いが変わるだけで一気に皆の期待度もアップです(^▽^)/
そしてこの夏祭りで何よりも一番楽しみにしているのはズラリと並ぶ「景品」の数々♡
様々なゲームに挑戦してもらう前に、まずはスタッフから一つ一つ景品の紹介をしました!
そうすることで「景品が欲しいから頑張る!!」「あの景品が欲しい!」という目的意識が生まれ、モチベーションアップに繋がります。
どんな活動においても、子ども達にご褒美となる物(事)や、結果(完成したもの、何のために行うのか等の目的)を事前に示す事はとても重要ですね。
数々の遊びをこなしていく内に様々な感覚が養われる!
発達障がいを抱える方の中で、
・人や物の形状や方向、距離感がわからずよく転んで怪我をする人、必要以上に人との距離が近い
・目で見る力が弱く字は読めるが「文章」が読めない、字が書けない、球技が苦手etc・・・
そういった話をよく聞く方も多いのではないでしょうか。
苦手、、、で済めばまだよいですが、こうした能力が低いと交通事故などのリスクも高まり危険です。
夏祭りでは、射的や魚釣り、輪投げ、おもちゃすくいなど、様々なゲームに挑戦してもらうことで、
・物の方向や形状を把握し、自分との距離をつかむ「空間認知力」
・ものを目で正しく捉え自分の体をイメージ通りに動かす「ビジョントレーニング」
こうした感覚を養う遊びをたくさん取り入れました!
こうした力が養われることで、
・人と会話する時の適切な距離が自然と身につく。
・本や黒板に書かれた文字を目で追える→板書やメモをとることができる。
・地図が理解できるようになる。 等々・・・
将来、様々なスキルに繋がっていきます!
「できた!」という成功体験や達成感が、次への意欲になる!
子ども達が嬉しそうに景品を手にする姿を見て、こちらが嬉しくなっちゃいました(⌒∇⌒)
この喜びが、「もっとやりたい!」「次も頑張ろう!」という前向きな気持ちになり、新しい事にも挑戦してみようとする意欲に繋がります☆
焦る必要はありません♪夢トレ教室ではスモールステップで、日々子ども達の「できた!!」をたくさんつくっていきたいと思います☆
以上、お祭りが好きすぎて子ども達以上に夏祭りを満喫した、管理者兼 児童発達支援管理責任者の小高でした!
数を使った療育 すごろくゲームで集団での遊びを楽しむ
こんにちは!
八王子市の放課後等デイサービス、「夢を叶える就労トレーニング教室八王子」通称:夢トレ教室です☆
最近、寒暖差が大きくなり体調を崩しやすくなる季節になりましたが十分気をつけていきましょう(^^)
夢トレ教室では日々、子ども達が楽しみながら参加できる活動を考えていますが、その中で今回は夏休みが明けてから実施している”スタッフ手作りのすごろくゲーム”についてご紹介します!!
オリジナルだからこそ、誰でも楽しみながらトレーニング!!
オセロや人生ゲームなど、ルールをある程度理解できる児童は様々なボードゲームを楽しむ機会はあると思いますが、オセロは基本2名対戦であったり、人生ゲームはお金も絡むことで難しく感じ楽しめない子もいます。
ゲームをする中で、例えば。。。
・数字は読めるけど数が理解できない
(足し算や引き算など計算ができない、文章になると分からない)
・じゃんけんの勝ち負けがわからない
・勝ち負けや1番への拘りが強く、思い通りにいかなかったり負けてしまうと癇癪やパニックをおこす
このような理由でゲームを楽しめなかったりルールを守れない子もいますよね?
そこで、できるだけ多くの児童が楽しめるよう、オリジナルで作ったのがこのすごろくゲームです!!
心理指導担当の栗木先生が作ってくれました!
今回のすごろくゲームでは、「クイズに正解すると2マス進む」など、あえて数字を多めに使って作りました!
進む数や戻る数をマスに示すことで数字を読み、数を理解するトレーニングに繋がります。
また誕生日の近い人とじゃんけんなど、お友達とコミュニケーションをとることで次に進めるマスなども取り入れました。
スタッフもその場でクイズを出題するなど一緒に参加し、楽しくゲームをすることができました(^▽^)/
あえて順位を付けないことも、仲良く遊べるポイント!
発達障がいを抱える子の中には思い通りにゲームが進まないと(勝てないと)癇癪を起こしてしまう事がありますが、「○時○分までやる」「誰かがゴールするまでやる」など、ゲームを行う時間や終わりを明確に伝えるだけで、勝ち負けを重視しません。
だからこそ、それぞれマスに書かれたお題やイベントの、どれに当たるのかワクワクしながら行うので、サイコロを振って大きな数が出なかったり、ゴール出来なかったとしても、癇癪を起こしてしまう事なくすごろく自体を楽しめていました!
マスに書いてあった「変顔をする!」のお題通り、渾身の変顔をしてくれたT君♡
本人も楽しんでいましたが、周りで見ている子達も大笑いしながらそれを見て、むしろ自分も変顔のお題をやりたくなっている子もいました☆
すごろくの中にも「柳沢運動プログラム」が隠れている!?
マスのイベント内容には体を動かす内容も入っています!
Y君、マスに書いてあったイベントで腕立て伏せをしています!
スタッフと一緒にマスに書かれているイベントに取り組んでもらいますが、他にも「クマさん歩き」や「カンガルージャンプ」など柳沢運動プログラムの内容も盛り込んでいます(^▽^)/
日頃から慣れ親しんでいる運動あそびの内容もあるからこそ、「やりたくない!」という子が少なく、ゲームをしながら運動にもなり、楽しく積極的に参加してくれました!!
すごろくゲームを通して普段あまり話さないお友達と、この機会にコミュニケーションをとり仲良くなってほしいというねらいもあり、すごろくゲームを行いました。
これからもたくさんの子が楽しみながらスキルアップできるゲームや活動を考えていきたいと思います♪
以上、めじろ台教室で一番若くて一番元気(自称)な志村でした(^▽^)/
夢トレ教室では他にも様々な活動を行ってきました!是非チェックしてみてください☆↓↓↓
少し不便な生活も楽しい体験に!?お家キャンプ体験inめじろ台教室
こんにちは!
こどもプラスが運営する八王子市の放課後等デイサービス「夢を叶える就労トレーニング教室八王子」通称:夢トレ教室です☆
今年の夏は本当に暑かったですね😿
めじろ台教室でも夏の感じられるイベントをいくつか企画しました。
そのうちの一つとして、教室内でお家キャンプを行ってみました!
順番を待つ力を養う
めじろ台教室、実はキャンプ好きなスタッフが数名在籍しています!
スタッフの強みを活かして、自宅からタープやドームテント、ハンモックなどをたくさん用意し、キャンプ感を演出しました!
目新しいキャンプ道具に児童も興味深々!!
ハンモックなどのキャンプ道具を使いたいと思う気持ちがありつつも、1人が使える道具には制限があります。
これらの道具を独占したい気持ちが出てきやすいため
気持ちのコントロールする練習場となります。
児童の気持ちをコントロールするため、使用上のルールをまとめると
- 誰も偏りなく使えるように配慮
- 療育時間を逆算して1人あたりの使える時間を換算して時間を決める。
- 今、使いたい児童がいれば他の道具を提供するなどです。
あえて不便なことをしてみる経験が、災害時にも役立つ!
キャンプと言えば、バーベキューやキャンプファイヤーなどが挙げられますが
日常で使っている便利な道具をあえて使わずに楽しむイベントだと思います。
こういった体験は自然災害などによって不便な生活を強いられる場面ともリンクします。
自閉スペクトラム症の傾向が顕著な児童にとって、決まりきった(ルーティン)生活から切り離されるだけで相当なストレスになると思われます。
もしもそのような状況になってしまっても少しでも安心して生活できるように、今回は電気、ガスに頼らない炊事にも挑戦してみました!
パックご飯を電子レンジや鍋を使た湯銭の方法ではなく、発熱材つかって温めてみたり、固形燃料を使ってメスティン炊飯もしてみました!
非日常的な体験が児童の記憶に残り、思い出になる
修学旅行やキャンプなどのお泊り行事は、普段学校でしか会わない友達と同じ屋根の下で寝食を共にするといった非日常体験です。
やはり、いつもと違う場面、非日常体験は記憶や思い出になりやすいと思います。
めじろ台教室はお泊りなどのイベントは行っていませんが、今回のお家キャンプがみんなの思い出の1ページになりますように(^^♪
以上、習い事でボーイスカウトをしていました心理指導担当職員の栗木がお送りしました!!